「好きな物語と出会えるサイト」treeにて、2020年5月1日からとある企画がスタートしました。
その名も「Day to Day」。
日本で有名な作家たち50名以上が参加。
毎日掌編(とても短め、短編よりも文字数が少ない小説)がアップされていくそうです。
「Day to Day」とは?
世界で新型コロナウイルスの脅威が広まる2020年。
「Stay home」として不要な外出が控えられる中、書店や図書館へ行く機会も減っているのではないでしょうか。
そんな中、『家と出版社にできることは何か、数年経っても、この時のことを忘れずに前に進める企画はないか』と始まったそうです。
4月15日に、「2020年4月1日以降の日本を舞台に、作家に1日ずつ掌編を書いていただく」という企画を立てました。
すると約1週間で、日本を代表する50名以上の著者が、小説や随筆の執筆を引き受けてくださいました。
各作品の文字数は1000文字程度。
数分で読めるので、ちょっと時間が空いた時にも楽しめます。
自分好みに画面を設定できる
PCだけでなくスマートフォンやタブレットからでも読みやすくなっています。
お勧めできるポイントは、「ビューワー設定」。画面右上の歯車マークから、自分好みの画面に設定できるんです!
文字サイズ(小・中・大・特大)
背景色(白・黒・生成り・水色)
フォント(明朝・ゴシック)
組み方向(横書き・縦書き)
特に嬉しいのが背景色と組み方向。
背景を黒にすれば、夜でも目に優しく物語を読めますし、「横or縦でないと文字が読みづらい」という方にも配慮されています。
作家
上述したように、参加する作家は50名以上。
■執筆予定著者
相沢沙呼、青柳碧人、朝井まかて、あさのあつこ、赤川次郎、秋川滝美、秋吉理香子、朱野帰子、朝倉かすみ、浅田次郎、麻見和史、芦沢央、我孫子武丸、有川ひろ、有栖川有栖、彩瀬まる、井上真偽、大崎梢、恩田陸、海堂尊、垣根涼介、神林長平、黒澤いづみ、ごとうしのぶ、近藤史恵、今野敏、佐藤青南、志駕晃、重松清、周木律、春原いずみ、瀬名秀明、高岡ミズミ、竹本健治、田中芳樹、月村了衛、辻真先、辻村深月、砥上裕將、長岡弘樹、中山七里、凪良ゆう、西尾維新、西村京太郎、似鳥鶏、貫井徳郎、法月綸太郎、早坂吝、伴名練、東川篤哉、蛭田亜紗子、深水黎一郎、椹野道流、真梨幸子、麻耶雄嵩、湊かなえ、皆川博子、森博嗣、薬丸岳、横関大、吉川トリコ、輪渡颯介(4月29日現在/五十音順・敬称略)引用元: 超人気作家ら50人以上による緊急連載「Day to Day」が、WEB上で無料公開!|株式会社講談社のプレスリリース
そのそうそうたる顔ぶれに、驚いた方も多いのではないでしょうか。
普段本を読まない方でも知っているような有名作家も、多く参加しています。
「day to day」を読むには
TREE|好きな物語と出逢えるサイト
上記の「TREE」公式サイトから読むことができます。
なんと新規登録は不要、web上で無料公開!
日替わりで著者が変わっていき、記念すべき最初の投稿は辻村深月さんが担当。
さらに「Day to Day」は、英語・中国語で訳が同時に出ています。
英語翻訳は株式会社トランネット、中国語訳は岳遠坤氏(がく えんこん)がそれぞれ担当。
「tree」について
「tree」は講談社が運営するサイトです。
『文芸に特化したデジタルコンテンツ配信サービス』として、様々な特集や書評を見ることができます。
作家へのインタビューなども豊富。「作家」や「書評」タブから、気になるものをチェックしてみてくださいね。
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